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HOME > 詳細 > ドイツ財政史研究 -- １８世紀プロイセン絶対王制の財政構造
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ヨーロッパ絶対主義研究のなかで，強固にして特異な絶対主義的支配体制を形成したプロイセンの財政を，とくに18世紀に絞り，どのような制度的仕組みや構造的特質を持っていたのか，租税制度・歳出入構造に焦点を当てて包括的に実証分析を行った学術書。18世紀前半における財政運営の全般的状況の分析，ヴィルヘルム１世，フリードリヒ２世，フリードリヒ・ヴィルヘルム２世，３世の時代の財政政策を浮彫にする。プロイセン研究において財政史研究の重要性が言われながら成果が少ないだけに，本書の果たす役割は大きい。
