グローバル・アクターの条件 | 有斐閣
HOME > 詳細 > グローバル・アクターの条件 -- 国際金融危機と日本
グローバル・アクターの条件

グローバル・アクターの条件 -- 国際金融危機と日本

国際的危機における日本の役割

片田 さおり (南カリフォルニア大学準教授)/著


2002年07月発売
A5判上製カバー付 , 222ページ
定価 4,290円(本体 3,900円)
ISBN 4-641-07656-1


国際金融 > 国際金融論
国際政治 > イシュー研究

在庫なし

世界経済の安定を目指す政策は日本の利益にもなり,反対する人は少ない。だが自己の利益を尺度としそれに左右される態度や行動規範は,一貫性を欠き周辺諸国を困惑させる。いま日本が国際社会のリーダー(グローバル・アクター)として何が問われているかを考える力作。
目次
第1章 国際金融危機と日本
 国際金融危機管理の重要性
 国際金融危機の中の日本
 日本の国際行動・経済外交を規定するもの
第2章 日本の対外経済活動の拡大
 概 観
 開発資本の主要な供給源としての日本
 世界経済における日本とアメリカ
第3章 ラテンアメリカの累積債務危機と日本の役割
 概 観
 ラテンアメリカ累積債務危機への日本の関与
 金融危機管理により発生する利益
 トランスナショナルな絆と国内の力学
第4章 メキシコ・ペソ危機と日本の対応
 概 観
 メキシコ・ペソ危機の伝染効果と日本の対応
 ペソ危機管理と日本の利益
 トランスナショナルな絆と国内の力学
第5章アジア金融危機と日本の行動
 概 観
 アジアの金融危機と日本政府
 アジアの危機管理が生む利益
 トランスナショナルな絆と国内の力学
第6章 国際金融危機管理とグローバルアクターの条件
 これまでの議論の要約
 地域による対比
Copyright©YUHIKAKU PUBLISHING CO.,LTD. All Rights Reserved. 2016