日本貿易論 | 有斐閣
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日本貿易論

日本貿易論

松永 嘉夫/著


1993年07月発売
四六判 , 292ページ
定価 2,310円(本体 2,100円)
ISBN 4-641-06663-9


国際経済・世界経済・貿易 > 国際貿易論

在庫なし

日本の輸出額と輸入額の差額である日本の貿易収支は,黒字が増える一方である。なぜ,日本は,このように大きく黒字が激増するのか。貿易黒字の判別式を用いて円高のしくみ,貯蓄投資のアンバランス等を解きほぐした他に類のない貿易の面からみた日本経済のテキスト。
目次
《主な目次》
1 貿易黒字
 消えない貿易黒字,絶えない貿易摩擦/少ない日本の輸入/日本とドイツのちがい/ほか
2 日本の輸入依存度
 低く,上がらない輸入依存度/日本市場は閉鎖的か/国の大きさと輸入依存度/ほか
3 貿易黒字の判別式貯蓄・投資のアンバランス/黒字の発生/ほか
4 高い日本の貯蓄率
 貯蓄過剰論再考/日本の底堅い国際競争力/わたくしの日本経済・高貯蓄論/ほか
5 高貯蓄率の検証
 低い個人直接税・税外負担率/貯蓄率低下の検証/平和憲法と貯蓄率との関係/ほか
6 日本の国際収支構造
 長期資本収支の赤字/国際収支の教科書的説明/ほか
7 貯蓄過剰の存在
 貯蓄過剰と長期資本収支の赤字/バブル景気の影響/ほか
8 円高の仕組み
 プラザ円高についての疑問/為銀勘定の外貨売り/それ以外の円高/クリントン効果/ほか
9 貿易黒字の是正策
 逆所得政策のすすめ/貿易黒字・赤字の判別式と貿易黒字の是正策
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