開発経済学 | 有斐閣
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開発経済学

開発経済学

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高木 保興/著


1992年05月発売
A5判 , 262ページ
定価 3,080円(本体 2,800円)
ISBN 4-641-06624-8


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在庫なし

先進国と較べて大きな所得格差が存在し相対的貧困のもとにある開発途上国。その直面している経済問題を取り上げ発展を阻害する要因を分析し,開発途上国が発展する道を探る意欲作。経済発展論や開発経済学あるいは南北問題に関心を持つ人にとって格好のテキスト。
戦後45年が経過した今日,100カ国を優に越える開発途上国の中で,未だに成功例は韓国・台湾・香港・シンガポールの4カ国に過ぎないことを見ても,どうすれば経済発展が軌道に乗るのかを解説した万国共通のマニュアルが出来上がっているわけではないことがわかろう。試行錯誤によるこれまでの経験から引き出されてきた政策提言について,経済学の観点から批判し検討を加えることが,本書の意図するところである。
目次
《主な目次》
1 開発途上国と経済発展
2 南北問題
3 経済発展の指標
4 貧困の悪循環
5 産業構造
6 生存産業としての農業
7 二重構造
8 都市失業
9 南北貿易
10 一次産品貿易
11 輸入代替と輸出指向
12 多国籍企業の功罪
13 経済協力
14 債務問題とインフレ
15 経済発展と金融
16 政府の役割
17 アジアの時代
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