国家補償法 | 有斐閣
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国家補償法

国家補償法

法律学大系 > 法律学大系

宇賀 克也/著


1997年02月発売
A5判 , 554ページ
定価 5,720円(本体 5,200円)
ISBN 4-641-00791-8


行政法 > 国家賠償・損失補償

在庫なし

本書は,統一的補償理論的思考と法治国的国家責任論的思考の二つを視野に入れることにより,損失補償や行政争訟との間の看過されがちな問題に光をあて,解決のための解釈論・立法論的努力を触発,行政救済法の多角的発展が可能との認識のもとに『国家補償法』を考察する。
目次
《主な目次》
序 章 国家補償の意義と機能
 国家補償の意義・機能,解釈論・立法論,本書の視角などにふれる
第1章 国家賠償
 多くの裁判・学説を精査し,行政実務の実態についても調査。国家賠償法の制定過程,公権力の行使・公の営造物に関する問題について一般的・類型的考察を試みる。その他費用負担者,安全配慮義務,責任保険との関係など多岐にわたる。
第2章 損失補償
 損失補償の意義・沿革・補償の要否(破壊消防,砂利採取制限など)
 補償の内容(完全補償・相当補償,財産権補償・生活補償など)
 補償の時期
 補償の行政手続,訴訟上の問題などにふれる。
第3章 国家補償の谷間
 第1・2章の谷間の問題にも光をあて,立法論の問題にも及ぶ。
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