【第１章 Book guide　読書案内】

• 近内悠太『利他・ケア・傷の倫理学－－「私」を生き直すための哲学』晶文社，2024年
• 池内了『「科学知」と「人間知」を結びつけるために――わたしの最終講義』青土社，2025年
• 村上春樹「『壁と卵』――エルサレム賞・受賞のあいさつ」『村上春樹 雑文集』新潮文庫，2015 年
• Silverstein, S. The giving tree. Harper Collins. 1964.（村上春樹訳『おおきな木』あすなろ書房，2010年）

【第2章 Book guide　読書案内】

• 原田隆之『心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス入門――エビデンスを「まなぶ」「つくる」「つかう」』金剛出版，2015年
• 松見淳子・原田隆之編『臨床心理学――専門職の基盤』（現代の臨床心理学1)，東京大学出版会，2023 年

【第3章 Book guide　読書案内】

• 三輪建二『わかりやすい省察的実践――実践・学び・研究をつなぐために』医学書院，2023年
• 渡辺俊之・小森康永『バイオサイコソーシャルアプローチ――生物・心理・社会的医療とは何か？』金剛出版，2014年

【第4章 Book guide　読書案内】

• 藤本修平・竹林崇編『PT/OT/ST のための臨床に活かすエビデンスと意思決定の考え方』医学書院，2020年
• 山口慶子・大江悠樹・宮前光宏・伊藤正哉・堀越勝『エビデンスに基づく臨床査定メソッド――質の高い心理支援の基礎と実践』診断と治療社，2023年

【第5章 Book guide　読書案内】

• 丁子雄希『作業療法士のための超実践！ シングルケースデザイン――導入から統計手法まで』第2 版，金芳堂，2020年
• 島宗理『応用行動分析学――ヒューマンサービスを改善する行動科学』新曜社，2019年
• 高野陽太郎・岡隆編『心理学研究法――心を見つめる科学のまなざし』第3版，有斐閣，近刊

【第6章 Book guide　読書案内】

• Konnikova, M. Mastermind: How to think like Sherlock Holmes. Penguin Publishing Group, 2013.（日暮雅通訳『シャーロック・ホームズの思考術』ハヤカワ文庫，2016 年）
• 斎藤清二『医療におけるナラティブとエビデンス――対立から調和へ』改訂版，遠見書房，2016年

【第7章 Book guide　読書案内】

• 福島真人『「実験」とは何か――科学・社会・芸術から考える』東京大学出版会，2025 年
• 安田節之『プログラム評価――対人・コミュニティ援助の質を高めるために』新曜社，2011 年
• Yin, R. K. Case study research and applications: Design and methods（2nd ed.). Sage Publications, 1994．（近藤公彦訳『ケース・スタディの方法［第2 版］』新装版，千倉書房，2011年）

【第8章 Book guide　読書案内】

• 舟津昌平『経営学の技法――ふだん使いの三つの思考』日本経済新聞出版，2024年
• Leudar, I., & Costall, A. Eds. Against theory of mind. Springer Nature, 2009.（熊谷晋一郎・藤野博監訳『「心の理論」は必要か――心のありかを探る12の視点』金子書房，2023年）
• 植原亮『科学的思考入門』講談社現代新書，2025年

【第9章 Book guide　読書案内】

• 川崎剛『社会科学は「思考の型」で決まる――リサーチ・トライアングルのすすめ』勁草書房，2025年
• 森元良太『統計学再入門――科学哲学から探る統計思考の原点』近代科学社，2024年
• 佐藤郁哉『ビジネス・リサーチ』東洋経済新報社，2021年

【第10章 Book guide　読書案内】

• Hochschild, A. R. The managed heart: Commercialization of human feeling. University of California Press, 1983.（ 石川准・室伏亜希訳『管理される心――感情が商品になるとき』第2版，世界思想社, 2001年）
• 鑪幹八郎『心理臨床と倫理・スーパーヴィジョン』ナカニシヤ出版，2004年