y-knotシリーズ

一般の方向け

2026/6/30 最終更新

これからの心理学研究法 Quiz集

第1章

心理学で扱う心的概念の多くは,どの水準で測定できると考えられているでしょうか?

a. 比例尺度

b. 間隔尺度

c. 順序尺度

d. 名義尺度

 

第2章

ポケットの中のスマートフォンが振動した気がしたのに,実際には通知は来ていませんでした。このときのあなたの反応は,以下の選択肢のうちどれに分類されるでしょうか? また,どのような状況でこの反応が起こりやすいかも考えてみてください。

a. ヒット

b. ミス

c. 誤警報

d. 正棄却

 

第3章

態度を測定するために,最初に考案された方法は何でしょうか?

a. 評定総和法

b. 意味微分法

c. 因子分析法

d. 等現間隔法

 

第4章

チョコレートの消費量が多い国ほどノーベル賞受賞者の人数が多いというデータがあります。このデータから,チョコレートの消費量を増やすような政策を国がとることで,ノーベル賞受賞者数を増やせるといえるでしょうか?

a. いえる

b. いえない

 

 

第5章

100 人の実験参加者にA 店のケーキとB 店のケーキを試食してもらい,それぞれの甘さを1(まったく甘くない)から7(非常に甘い)までの7 段階で評価してもらいました。すべての参加者が「A 店→B 店」の順番で試食したところ,平均評定値はA 店のケーキが5.7 点,B店のケーキが4.7 点でした。この結果から,A 店のケーキのほうが甘いと推論するのは妥当でしょうか?

a. 妥当である

b. 妥当ではない

 

第6章

実験が使えない場合に因果関係を検討するとき,とくに気をつけなければならないのはどれでしょうか?

a. 測定の正確さ

b. 無作為抽出

c. 交絡

d. データの数

 

第7章

心理学における,構造を明らかにするための研究法に関する記述として,最も適切なものはどれでしょうか?

a. 独立変数と従属変数の間を媒介する変数の検討には,調整分析が用いられる。

b. 因子分析は観測変数が潜在変数を形成する形成的モデルに基づいている。

c. 心理ネットワークモデルは,観測変数の背後に潜在変数を仮定した統計手法である。

d. クラスター分析は,参加者間の類似度に基づいて,参加者の分類を行う統計手法である。

 

第8章

標本が母集団の特徴をうまくとらえていることを表す用語として適切なものはどれでしょうか?

a. 妥当性

b. 代表性

c. 信頼性

d. 均質性

 

第9章

「猫は見知らぬ人の声よりも飼い主の声に注意を向けやすい」という仮説を立てたとします。この仮説から導かれる予測として適切なものをすべて選んでください。

a. 猫は見知らぬ人の声と飼い主の声を区別できる。

b. 猫は見知らぬ人の顔と飼い主の顔を区別できる。

c. 猫は見知らぬ人の声よりも飼い主の声を聞いたほうがリラックスしやすい。

d. 猫は見知らぬ人の声よりも飼い主の声がする方向に視線を向ける。

 

第10章

以下の研究手続きのうち,問題のある研究慣行(QRP)に該当するものをすべて選んでください。

a. 複数の分析方法を比較して,分析結果が統計的に有意となったものだけを報告する。

b. 複数の従属変数のうち,独立変数との関係が有意でなかったものを論文に記載しない。

c. データをみてから思いついた仮説を,事前に考えていたことにして論文を書く。

d. データを分析したところ,統計的に有意ではなかったので,新たな参加者のデータを追加して再度分析する。

 

第11章

卒業研究で18 歳以上の大学生を対象に調査を行うことになりました。調査にあたって必要となる倫理的な手続きとして,不要なものはどれでしょうか?

a. 参加者の負担・不利益を最小限にする

b. インフォームド・コンセントをとる

c. インフォームド・アセントをとる

d. 参加者の個人情報を保護する

 

第12章

心理学論文の執筆に関して,最も適切な記述を1 つ選んでください。

a. 論文の構造は「ピラミッド型」であり,序論で絞り込まれた内容から始まり,考察に向けて徐々に話題を広げる。

b. パラグラフ・ライティングでは,1 つのパラグラフには関連する複数のトピックを含めるようにする。

c. 帰無仮説検定よる有意差だけで判断せず,効果量や信頼区間,および研究デザインの限界点も踏まえて解釈する。

d. 仮説が支持されなかったときに,サブグループ解析で仮説を支持する結果を探索し,その結果を結論にするのが望ましい。