※『これからの図書館情報学』目次と各章の構成（Chapter structure）／学ぶこと（Outline）を掲載しています。
第Ⅰ部 図書館の役割と機能
第 1 章 社会のなかの図書館・図書館員：図書館情報学へようこそ
1 図書館員がもつ情熱と抱える苦悩
2 多様化する公共図書館の運営スタイル
3 誰のための図書館か
Chapter structure（本章の構成）
第 2 章 図書館の機能：コミュニティの情報・知識と交流の拠点
1 図書館にはどのような種類があるか
2 公共図書館はいつ頃できたのだろうか
3 コミュニティの民主化と図書館
Chapter structure（本章の構成）
第 3 章 知的自由と図書館：「図書館の自由」とʻデジタル・プライバシーʼの保護
1 「知る自由」（知的自由）をどう捉えるか：検閲への反対
2 「自由」をどう守るか：資料収集の自由・資料提供の自由
3 デジタルネットワーク時代の図書館の自由：秘密を守る
Chapter structure（本章の構成）
第 4 章 情報の今日的意味：知識を継承し，イノベーションを生み，AI を育てる情報
1 現代社会にあふれる情報
2 情報を扱い続ける図書館
3 これからの情報と図書館
Chapter structure（本章の構成）
第 5 章 図書館の情報組織化：アナログ文献とデジタルコンテンツの組織化と利用
1 情報を組織化するとはどういうことか
2 情報組織化の 3 つの方法
3 メタデータと書誌コントロール
Chapter structure（本章の構成）
第 6 章 IT 技術の社会普及を担う図書館：利用者の新たな体験を生む IT 技術
1 図書館でのものづくり：ライブラリー・メイカースペース
2 利用者と図書館員の利便性を向上させる技術
3 メタデータのハーベスティングによる
4 図書館で利用可能なAI の可能性
Chapter structure（本章の構成）
第 7 章 著作権ビジネスと図書館：グローバル経済と企業社会の変容
1 著作権をめぐる日米の法制度
2 著作権制度における図書館等の特権的位置づけ
3 TEACH Act と授業目的公衆送信補償金制度
Chapter structure（本章の構成）
第Ⅱ部 苦悩する市民社会と図書館：図書館は挑戦する
第 8 章 格差に挑む図書館：拡大する貧困と図書館の役割
1 ʻみんなの図書館ʼの実態：図書館利用者の実像
2 公共図書館に居場所を求めて
3 図書館の多文化サービスの実態
Chapter structure（本章の構成）
第 9 章 マイノリティのための図書館：あらゆる人々の生活を支援する
1 国連障害者権利委員会の日本政府への勧告
2 ボディとメンタルに障害のある人たちの障害緩和と図書館サービス
3 技術革新と法律の整備
Chapter structure（本章の構成）
第 10 章 次世代市民の育成・教育を担う図書館：図書館利用者教育に着目して
1 社会と図書館利用者教育
2 学校図書館と図書館利用者教育の現状：学習支援に対するジレンマ
3 学校図書館支援のあり方
4 大学学部の学術情報利用者教育の試み
Chapter structure（本章の構成）
第Ⅲ部 未来社会に貢献する図書館：生活の充実・再建ならびに産業の再編・高度化を展望する
第 11 章 キャリア支援／ビジネスと図書館：就職・転職／起業を支援する
1 ホームレスと図書館：一敗地にまみれて立ち上がる
2 就職・転職を支援する図書館
3 さまざまな働き方を支える図書館
Chapter structure（本章の構成）
第 12 章 フィナンシャル・リテラシーと図書館：図書館が育む経済力
1 情報格差と金融不安の時代に
2 消費者市民のためのフィナンシャル・リテラシー
3 図書館でのフィナンシャル・リテラシーサービス
Chapter structure（本章の構成）
第 13 章 メディカル／ヘルス・リテラシーと図書館：自分と家族の健康の自己管理
1 健康を自己管理する図書館利用者
2 図書館利用者の健康への配慮：ライブラリー・ナース
3 図書館利用者のメンタル・ヘルスに関するサービス
Chapter structure（本章の構成）
第 14 章 イノベーションと図書館：外部効果を呼ぶ基礎科学の振興
1 日本の学術活動の長期低迷・低落といくつかの原因：日本の学術活動の現状
2 研究をサポートする大学図書館とアカデミック・ライブラリアン
3 外部効果を呼ぶための図書館におけるイノベーション
Chapter structure（本章の構成）
補 章 アメリカ・韓国の図書館政策
1 アメリカの図書館政策
2 韓国の図書館政策
Chapter structure（本章の構成）
コラム 一覧
1 グローバルに司書資格の学びを活かそう（8）
2 図書館で働くということ：あるキャリアの記（33）
3 再びの惨事を回避するには，“知る”ことが先決（45）
4 図書館が拓く，人とAI の未来のつながり（64）
5 半世紀前の大学図書館では膨大なカード目録の作業はプロしかできな
かった（82）
6 自由につながる図書館へ：AI 時代のサービスとは（97）
7 学会に予想もしなかったオカネが入った?!（113）
8 非正規司書の声を聞いてほしい（127）
9 スマートなebook 端末アプリが欲しい（146）
10 ユネスコのメディア情報リテラシー推進プログラム（155）
11 日本の図書館にもDX 能力とUX 重視が望まれる（178）
12 広がるシェア型図書館（200）
13 図書館がなくなる?! 図書館でお泊り会?!（214）
14 近未来の大学図書館：デジタル・ライブラリー（225）
15 アメリカに見る市民による図書館づくり（242）