ぽっぽーとはじめる第一歩

法学学習Q&A

法学部に入る方、
法律を学びはじめる方におすすめ!

地域から考える環境と経済 -- アクティブな環境経済学入門

ぽっぽー先生と、ときに座学で、
ときに現場で学んでいく!

法学学習Q&A

書籍紹介

法学部に入る方、法律を学びはじめる方におすすめの「学び方」の本です!

現役の学部生のリアルな悩み・疑問にも真摯に答えています!

大学で法学を学びたいけれども、どうやって勉強を進めたらいいのかわからない...
そんな悩みに答えるためにこの本は生まれました。
3人の先生とろけっとぽっぽーが、あなたの学びをサボー卜します。

目次

  • Part1 法学学習Q&A
  • Part2 法学学習の「推し本」
  • Part3 法学学習特別ゼミ

ろけっとぽっぽーが突撃インタビュー

『法学学習Q&A』は具体的にどんな内容なのですか?

あらゆる人の法学学習に寄り添う、学び方の本です。
全体は3つのパートに分かれており、Part1では、大学生活において多くの人がつまずく疑問を提示し、それに対し先生方がそれぞれ答えています。Part2では、法学学習をすすめる上での「推し本」を紹介しています。Part3では法学学習での「ノートのとり方」を中心に、現役の学生の皆さんから出た疑問に先生方が答えています。
全体を通して、法学学習に悩む人の支えになることを目指した内容になっています。

どんな人におすすめの本ですか?

これから法学を学ぼうとする人、法学の勉強をどうやって進めたらいいかわからない人、先生に今さら聞けない疑問がある人などにおすすめしたい本です。
「判例百選」の読み方や、答案を書く上での留意点をまとめた項目もあるので、その部分は、初学者だけでなく、「勉強を進めてみたけど、やっぱりわからないところがあって不安」と感じる方にも読んでいただきたいと思います。

最初から順番に読まないとダメですか?

どこから読んでも大丈夫です!
まず、目次を開いてみてください。このなかで、あなたの気になる項目から読んで欲しいと思います。抱く悩み、感じる疑問は人それぞれです。今の自分に最も必要な項目から、関連する項目へとたどって読んでいただくと、より理解が深まると思いますし、より興味がわくと思います。

法学学習の「推し本」には、どんな本があるのですか?

Part2の「推し本」は、法学学習のヒントになるような本をカテゴリ別に紹介しているブックガイドです。
学習にすぐに活きる「法学部生なら知っておきたい! 必携参考書」という項目もあれば、興味をもちやすいように「映画と法」に関する本を紹介する項目もあり、様々な切り口で本を紹介しています。
また、学生生活では時間の確保が難しかったり、勉強していると気が滅入ることもあるかと思います。そんなときに力になれるような、良い習慣を身につけたり、気持ちを整えるための『知』の『巨人の肩』に乗り、心を整える方法」を提案する本も案内しています。
この「推し本」コーナーでも、自分の状況や悩みにあった項目を中心に読んでもらえたらと思います。

Part3の特別ゼミって何ですか?

全国から現役の学部生14名に参加をしていただき、ノートの取り方・まとめ方を中心に、普段の勉強や学生生活についての悩みを、3人の先生にぶつけてもらう「特別ゼミ」を開催しました。
このゼミで、学生からの正直な「聞きたいけど聞きにくい疑問」、「科目の谷間に落ちてしまってなかなか教わる機会がない疑問」を拾い上げました。本書Part3の本文では、学生の皆さんが普段おこなっている工夫も多く取り上げながら、教員目線で正面から答えた内容になっています。

この本の魅力は何ですか?

いちばんの魅力は、ひとつの疑問に対して、あえて3人+1羽で答えているところです。法学の世界では「答えはひとつでない」ことが多くあります。その世界の中で、自分で試行錯誤をしていく力をつけてほしいという気持ちも込めて、このような構成にしています。ぜひみなさんも、自分なりの学び方を、本書を通じて探してみてください。

表紙のマークって何ですか?

砂時計をイメージしています。これを読むと、溜まっていた疑問がサラサラと減っていくような本にできれば、という願いが込められています。(裏表紙のように、疑問が減ってきたところでひっくり返すと、また新たな疑問が…というのは、法学の魅力かもしれません)

地域から考える環境と経済 -- アクティブな環境経済学入門

書籍紹介

身近な地域から、環境と経済を考えるアクティブな環境経済学入門

アクティブ・ラーニングにも最適。

大学生のゲンバくん・チイキさんとぽっぽー先生が、ときに座学で、ときに現場に赴いて学んでいきます。

目次

  • 序 章 地域から考えるために
  • 第1章 環境と経済をつかむ
  • 第2章 公害という原点
  • 第3章 廃棄物はどこへ向かうのか
  • 第4章 農が育む環境
  • 第5章 みんなの資源を守れるのか
  • 第6章 エネルギー自治を求めて
  • 第7章 まちづくりとアメニティ
  • 第8章 グローバルとローカルをつなぐ
  • 第9章 インフラを造り替える
  • 第10章 ガバメントからガバナンスへ

ぽっぽー先生に訊いてみよう

こちらでは、ろけっとぽっぽーが、「環境と経済」に関する授業を担当している大学教員「ぽっぽー先生」として登場します!そんなぽっぽー先生に、この本のことについていくつか訊いてみよう!

「環境と経済」というタイトルがついていますが、環境の本ですか? それとも経済の本ですか?

環境経済学のテキストです。とくにこの本は、私たちに身近な「地域」から環境と経済のことを理解し、調べ、そして考える、アクティブ・ラーニングにも対応した新しいスタイルの環境経済学入門としてつくりました。
本のサブタイトル(アクティブな環境経済学入門)にも、このようなねらいを反映させました。

環境経済学って、どういう学問ですか?

人間によるさまざまな活動や行為は、これまで環境に大きな影響を及ぼしてきました。そして、それらの活動や行為のあり様は、儲け(利潤)、満足度(効用)、そして費用などを例として、経済(および経済学)と深く関係しています。
このような関係を踏まえて、「なぜ環境問題が起こるのか」とか、「環境問題を解決したり、また問題そのものを起こさないようにするためには、どのような環境政策が必要なのか」などについて考えてきたのが、環境経済学です。

そもそも環境問題は、なぜ「問題」なのでしょうか?

ひとことで言えば、環境破壊が起こった結果として人間や社会に被害が及ぶからです。
日本における環境問題の「原点」である公害は言うに及ばず、今私たちが直面している気候変動についても、それがもたらす猛暑や豪雨といった異常気象による被害が、先進国と途上国とを問わず大きくなってきています。この続きは、『地域から考える環境と経済』で!

ほかの環境経済学のテキストとの違いは?

もちろん、ほかのテキストの良いところをしっかりと踏まえながらも、この本は、環境と経済とのかかわり、環境問題、および環境政策の「現場の宝庫」である地域にこだわってつくりました。また、「ストゥディア」の1冊でもありますので、このシリーズのコンセプトでもある、①考える力を養おう、②自分から学びを深めよう、③なおかつコンパクト! 、を意識したものにしました。

1冊まるごと、しっかり読めるでしょうか?

心配ご無用です! 身近な「地域」から環境と経済を考えてもらうために、この本にはいろいろな工夫を施しています。それは本を開いてからのお楽しみですが、例えば読むのが苦手な人は、各章の最初にある「1 テーマと出合う」だけを、まずは読んでみてください。ゲンバ君、チイキさん、そして私(ぽっぽー先生)による会話と、その様子が垣間見えるイラストに、きっと引きこまれることでしょう。

高校の授業で「ごみ問題」について調べる課題が出ましたが、この本は高校生でも読めますか?

この本で取り上げているテーマは、公害、ごみ、農業・農村、エネルギーなどですが、それらの多くは教科書だけでなく、新聞、テレビ、およびネットを通しても、大学生になるまでの間に触れたことがあると思います。だから、「未来の大学生」でもある高校生のみなさんにも、ぜひおすすめします! ちなみに、この本の著者たちの研究の原点は、「ごみ問題」だったようですよ。