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歴史のなかの平和的国際機構

歴史のなかの平和的国際機構

その役割と意義を再考する

国際政治 193号

日本国際政治学会/編


2018年09月発売
A5判並製 , 200ページ
定価 2,200円(本体 2,000円)
ISBN 978-4-641-49933-1


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現在,世界には多くの国際機構が存在し,その活動は多岐にわたっている。このような国際機構はいかなる思想をもって構想され,どのような活動に従事してきたのだろうか。本号では,個々の国際機構の意義やこれら諸機関に関する多様な論点を歴史的に考察している。
目次
「序章 平和的国際機構と歴史研究」(篠原初枝)
「ロバート・セシル卿の国際平和機構観──国家主権・世論・平和的変革」(秦野貴光)
「戦間期の列国議会同盟と日本──中村嘉寿の活動を中心に」(伊東かおり)
「ヘルス・ガバナンスの胎動と国際連盟保健機関──機能的協力,国際機構の併存・世界大恐慌」(山越裕太)
「知的協力から国際文化交流へ──国際連盟知的協力国際委員会における理念変容」(齋川貴嗣)
「『強制的連盟』と『協議的連盟』の狭間で──国際連盟改革論の位相」(帶谷俊輔)
「国際機構に請願する権利──世界人権宣言と個人の主体化をめぐる国連史序説」(小阪裕城)
「国連システムの構築におけるトランスナショナルネットワークの役割──戦時食料協力からの一考察」(詫摩佳代)
「アルジェリア戦争と赤十字国際委員会(ICRC)──人道主義と政治の相克」(藤井篤)
「紛争の証言者としての人権NGOの出現──人道危機監視ネットワークの生成と展開」(五十嵐元道)
「アフリカの集団安全保障における地域機構の役割,発展と特徴──ソマリアとマリの事例から」(山口正大)
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