「序論 戦後イギリス外交の多元重層化」(都丸潤子) 「アフリカからの撤退─イギリス開発援助政策の?末」(前川一郎) 「アルジェリア戦争と英仏関係─脱植民地化をめぐる協調の限界」(藤井 篤) 「中ソ対立の激化とイギリスの中立化─六〇年代を中心として」(麻田雅文) 「マクミラン政権の対エジプト政策の転換と英米関係」(芝崎祐典) 「メイジャー政権の国際秩序構想とその挫折─ボスニア紛争への国連の関与をめぐる英米対立」(吉留公太) 「イギリスの国際通貨戦略と対ヨーロッパ政策─ユーロドル市場か欧州通貨統合か」(池本大輔) 「日欧貿易摩擦とイギリス─自由貿易路線への回帰をもたらした日系企業誘致交渉,一九七三年─八六年」(鈴木 均) 「イギリス外交における文化的プロパガンダの考察,一九〇八~一九五六年」(松本佐保) 「国際連合麻薬委員会設立をめぐるイギリス外交─ビルマのアヘン問題という桎梏」(後藤春美) 「国籍・入国管理政策と対外政策の交差─英国人性をめぐる議論から考える」(柄谷利恵子) 「エリザベス二世と戦後イギリス外交─ガーター勲章と王室外交の意味」(君塚直隆) 書評 |