東アジア新秩序への道程 | 有斐閣
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東アジア新秩序への道程

東アジア新秩序への道程

東アジアに新しい秩序は生まれるか

国際政治 > 国際政治 158号

日本国際政治学会/編


2010年01月発売
A5判並製 , 200ページ
定価 2,200円(本体 2,000円)
ISBN 978-4-641-29909-2


政治
国際政治 > 地域研究

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アジア地域主義の特徴と言われてきた,コンセンサス方式や主権原則の強調に変化が表れている。地域秩序を構成する国家の相対的な力の変化は,秩序のあり方にどのような変化を及ぼすか。理論と実態の両面から東アジア地域秩序の現在と今後の可能性を考察する。 
目次
「序論 東アジア秩序論の諸問題」(高原明生)
「東アジアの多国間制度と地域秩序の展望──現状維持制度としての地域制度の役割」(湯澤武)
「アジア太平洋地域における安全保障システムの一つのオプション──太平洋条約の経験から」(西田竜也)
「北東アジアにおける『核兵器の下での現状維持』とその不安定性」(戸崎洋史)
「東アジア金融統合の国際政治」(中逵啓示)
「グローバリゼーションの進展とアジア地域主義の変容」(大庭三枝)
「東南アジアの新しい地域秩序とトランスナショナルな市民社会──ASEAN共同体の形成過程における『下』からの地域主義に注目して」(五十嵐誠一)
「東南アジア地域統合とベトナム──内外の民主化圧力と中国への接近」(中野亜里)
「東アジア地域主義に向けてのオーストラリアの外交戦略──アジアのパワーポリティックスを超える試みとその現実」(伊藤剛,ジョエル・ラサス)
「『開かれた地域主義』と東アジア共同体構想──東アジア・サミットをめぐる日本の視座」(大賀哲)
「アジア地域統合と中台問題」(平川幸子)
書評
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