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違憲審査 -- その焦点の定め方

最高裁多数意見にみる司法の立ち位置

千葉 勝美 (元最高裁判所判事)/著


2017年05月発売
四六判上製カバー付 , 214ページ
定価 2,750円(本体 2,500円)
ISBN 978-4-641-22724-8


憲法
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裁判官出身の最高裁判事として,数々の注目される補足意見を記し,最高裁の多数意見の形成に影響を与えているといわれた著者が,大法廷事件を始めとした重要な憲法訴訟に関して,自身の補足意見を手掛かりに,司法の立ち位置を考察する。

◆法学教室の「Book Information」コーナーにおいて,編集担当者が本書を紹介!!  →記事を読む
目次
1 衆議院議員定数訴訟の行方
   ──司法部と立法府とのキャッチボールが終わるとき
2 猿払事件大法廷判決を乗り越えた先の世界
   ──二つの第二小法廷判決が語る司法部の立ち位置
3 法令違憲の大法廷決定の遡及効を制限する法理
4 今日における平等原則の意味と司法部の立ち位置
   ──二つの大法廷の判断が示す合憲性審査基準と国会の立法裁量
5 立法不作為と国家賠償請求の展開
6 君が代訴訟における思想信条の自由と司法的判断の適合性
   ──内心の自由の規制と合憲性審査の判断枠組みについての試論
7 参議院議員定数訴訟大法廷判決と参議院の憲法上の位置付け
8 欧米諸国の違憲審査のダイナミズム
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