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質的社会調査の方法 -- 他者の合理性の理解社会学

社会調査っておもしろい!

岸 政彦 (立命館大学教授),石岡 丈昇 (日本大学教授),丸山 里美 (京都大学准教授)/著


2016年12月発売
A5判並製カバー付 , 272ページ
定価 2,090円(本体 1,900円)
ISBN 978-4-641-15037-9
Qualitative Research Methodology: Interpretative Sociology of the Rationality of the Other

社会学
やさしい入門書

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「他者を理解する」とは,どのようなことなのだろう。社会調査がますます重要視されるなか,第一線で活躍する研究者が手の内をすべて明かし,質的調査の醍醐味を伝える。初学者から一般読者まで,読みながら熱気とおもしろさを体感できる,新しい教科書。

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目次
序 章 質的調査とはなにか(岸政彦)
 1 社会学と社会調査
 2 社会学における「データ」とは何か
 3 量的調査と質的調査
 4 質的調査とは
 5 「質的」とはどういうことか
 6 「他者の合理性」の理解社会学
第1章 フィールドワーク(丸山里美)
 1 フィールドワークとは
 2 テーマ設定
 3 フィールドワークをする
 4 データ分析と論文の執筆
 5 フィールドワーク──まだ見ぬ他者と自分と出会う
第2章 参与観察(石岡丈昇)
 1 「気分」からの立論
 2 調査の中から問題設定を立てる
 3 フィールドへの没入
 4 論文執筆
 5 参与観察──リアルタイムの社会認識
第3章 生活史(岸政彦)
 1 人生の語りを聞く
 2 生活史調査の歴史
 3 実際にやってみる
 4 生活史を「研究」する
 5 最後に──生活史は「それ自体で面白い」
ブックガイド(石岡丈昇・丸山里美)

書評等

※『社会と調査』30号(2023年3月号)の「著者が語る社会調査テキスト」に,岸先生による本書の紹介記事が掲載されました。
※『週刊読書人』2017年7月21日号の「2017年上半期の収穫から」で紹介されました。紹介者は,ライター・北條一浩氏。
◆書斎の窓の「書評」にて,西澤晃彦・神戸大学教授が本書を紹介しています。 →記事を読む
※岸政彦先生が「ビニール傘」(『新潮』2016年9月号掲載)で第156回芥川賞候補になりました。
※岸政彦先生が『ビニール傘』(2017年1月,新潮社刊)で第30回三島由紀夫賞候補になりました。
※『週刊エコノミスト』2017年2月21日号の「読書日記」(荻上チキ氏執筆)で紹介されました。

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