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記憶を語る,歴史を書く

記憶を語る,歴史を書く -- オーラルヒストリーと社会調査

オーラルヒストリー研究に何ができるか

朴 沙羅 (ヘルシンキ大学講師)/著


2023年03月発売
四六判並製カバー付 , 298ページ
定価 2,530円(本体 2,300円)
ISBN 978-4-641-14943-4
Between Telling the Past and Writing History: Methodology of Oral History on Sociology

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市井の人の証言は,歴史的な資料(史料)としてどのような意味で信頼に足るのか。社会科学が各国・各領域で続けてきた諸論争をフォロー,膨大な学的蓄積と著者自身の実践を通してオーラルヒストリー/口述史を捉え直し,方法論として説明可能なかたちで位置づける。

※電子書籍配信中!*電子書籍版を見る*

◆書斎の窓のインタビューコーナーにて,本書が紹介されています。 →記事を読む
目次
序 章 オーラルヒストリーを研究する
第1章 オーラルヒストリーという営み
第2章 幻の「転回」──方法論の変化に関する諸言説
第3章 内容と方法──オーラルヒストリーと相互行為
第4章 事実がわからないとき──過去の記述と社会調査
第5章 過去が問われるとき──旧日本軍性奴隷問題をめぐる証言の聞き方について
終 章 オーラルヒストリーで社会学する
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