政党内閣制の展開と崩壊 一九二七~三六年 | 有斐閣
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政党内閣制の展開と崩壊 一九二七~三六年

政党内閣制の展開と崩壊 一九二七~三六年

戦後政党政治の原型を探る

村井 良太 (駒澤大学教授)/著


2014年05月発売
A5判上製カバー付 , 492ページ
定価 5,720円(本体 5,200円)
ISBN 978-4-641-14902-1
The Development and Breakdown of the Party Cabinet System,1927-1936

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昭和初年にひとたび成立した政党内閣制は,なぜ崩壊したのか。成立の後,男子普通選挙制と二大政党制によって補完された1927年から,32年の一時的中断を経て,しくみの復原可能性が失われる36年まで,その過程を明らかにし,原因を分析・考察する。
目次
はしがき
序 論 政党内閣制成立後の日本政治
第1章 田中政友会内閣と二大政党伯仲下の男子普選議会
     ─政党中心政治の模索と試金石としての中国問題(一九二七~二九年)
第2章 浜口民政党内閣と世界大恐慌下のロンドン海軍軍縮条約─政党中心政治の復原力と統治能力(一九二九~三一年)
第3章 一九三二年憲政危機と政党内閣制の中断─内外非常時下の「常道」からの逸脱(一九三一~三二年)
第4章 斎藤内閣と政友会─非常時暫定内閣という賭とその再現(一九三二~三四年)
第5章 一九三六年憲政危機と政党内閣制の崩壊─第二暫定内閣の失敗と「常道」の喪失(一九三四~三六年)
結 論 第一次世界大戦後の政治改革とその遺産
 あとがき
 主要参考文献 人名索引 事項索引

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◆書斎の窓の「書評」にて,酒井哲哉・東京大学教授が本書を紹介しています。 →記事を読む

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