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裁判と法律学

裁判と法律学 -- 「最高裁回想録」補遺

裁判の「本質」とは何か

藤田 宙靖 (東北大学名誉教授・元最高裁判所判事)/著


2016年07月発売
四六判上製カバー付 , 354ページ
定価 3,630円(本体 3,300円)
ISBN 978-4-641-12581-0


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前著『最高裁回想録――学者判事の七年半』から4年。裁判とは何か,裁判実務にとっての法解釈学の意義について,さらに考察を深め,その本質を見極める。法学教室誌上での蟻川恒正教授・中川丈久教授との対談「藤田宙靖先生と最高裁判所」を収録。

◆法学教室の「Book Information」コーナーにおいて,編集担当者が本書を紹介!!  →記事を読む
目次
第一部 裁判と法律学
第一章 最高裁判所と判例
 1 「裁判」とは何か?──最高裁の場合を中心として
 2 最高裁判例とは何か
第二章 裁判と法解釈学
 3 法解釈学説と最高裁の判断形成
 4 「裁判と法解釈学」再論──小田中聰樹氏からの批判を手掛かりとして
第三章 司法(裁判)の使命と役割
 5 司法の使命と役割・学説の使命と役割
 6 自由裁量処分の司法審査
 7 自由裁量論の諸相──裁量処分の司法審査を巡って
 8 「一票の較差訴訟」に関する覚え書き──選挙無効判決の効果について
第二部 藤田宙靖先生と最高裁判所
  〔聞き手〕 日本大学教授 蟻川恒正
        神戸大学教授 中川丈久

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※『法学セミナー』2016年11月号「新刊ガイド」に掲載されました。

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