ホイマン『ドイツ・ポリツァイ法事始』と近世末期ドイツの諸国家学 | 有斐閣
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ホイマン『ドイツ・ポリツァイ法事始』と近世末期ドイツの諸国家学

ホイマン『ドイツ・ポリツァイ法事始』と近世末期ドイツの諸国家学

ドイツ公法史の研究書

上智大学法学叢書 > 上智大学法学叢書 36

松本 尚子 (上智大学教授)/著


2016年03月発売
A5判上製カバー付 , 274ページ
定価 5,500円(本体 5,000円)
ISBN 978-4-641-04815-7


外国法
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ドイツ近代行政法成立過程に影響を与えた「ポリツァイ法学」について,ヨハン・ホイマン著『ドイツ・ポリツァイ法事始』を手がかりに,ドイツ公法史の研究成果を踏まえ,ポリツァイ法学の成立過程及び現代諸法への影響を国家学体系全体の中で解析する研究書。
目次
序章
第1部 法学者ホイマンと『ドイツ・ポリツァイ法事始』
 1.ヨハン・ホイマン・フォン・トイチェンブルン
  1─1 生い立ち
  1─2 環境
  1─3 学問的特色
  1─4 小括
 2.『ドイツ・ポリツァイ法事始』(1757年)
  2─1 『ポリツァイ法学』宣言の意味
  2─2 ポリツァイ概念
  2─3 ポリツァイ法学講義の位置づけ
  2─4 小括
第2部 『ドイツ・ポリツァイ法事始』と近世末期の諸国家学
 3.ポリツァイ学との関係
  3─1 方法論的相違─ホイマンの構想から
  3─2 『事始』の叙述構成
  3─3 同時代の『事始』への評価
  3─4 小括
 4.帝国公法論との関係
  4─1 同時代の帝国公法論者
  4─2 ホイマンの帝国公法論
  4─3 司法事項とポリツァイ事項
  4─4 小括
 5.啓蒙主義との関係
  5─1 モンテスキューの影響
  5─2 権力分立論と啓蒙絶対主義
  5─3 個別ポリツァイと啓蒙主義
  5─4 小括
終章
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