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幼児が「心」に出会うとき

幼児が「心」に出会うとき -- 発達心理学から見た縦割り保育

子安 増生 (京都大学教授),服部 敬子 (岐阜大学助教授),郷式 徹 (京都大学大学院博士課程)/著


2000年09月発売
四六判並製カバー付 , 236ページ
定価 1,760円(本体 1,600円)
ISBN 4-641-28042-8


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在庫なし

少子化時代のいま,子どもの心が育つ上できょうだいが果たす役割は昔に比べて小さくなり,幼稚園や保育所の力が相対的に大きくなった。発達心理学を研究する著者は3年間,毎週一度「縦割り保育」の幼稚園に出かけ,園児たちの「心の理解」が発達するようすを観察する。
目次
《主な目次》
はじめに…子安増生
第1章 縦割り保育のなかで育まれる「信頼感」…服部敬子
 「擬きょうだい」関係の中で育つもの/K幼稚園の一日/他
第2章 子どもの心が育つ時…子安増生
 分離不安/役割が人を育てる/人の痛みはわが痛み/他
第3章 「心の理論」の成長…郷式 徹
 人の心を読み取る/大人のことばを足がかりに/他
第4章 一人でできること,仲間とできること…服部敬子
 四歳児の保育は難しい?/気になるお隣さん/他
第5章 子どもは心を表現する…郷式 徹
 心の働きを表すことば/「うそ」の理解と表現/他
第6章 引き出す教育,見守る教育…子安増生
 「駆け引き」の大切さ/長い目で見る/一呼吸おく/他
あとがき…著者一同
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