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記憶の心理学と現代社会

記憶の心理学と現代社会

記憶の心理学から人間と現代社会を読み解く

太田 信夫 (東京福祉大学教授・筑波大学名誉教授)/編


2006年03月発売
A5判並製カバー付 , 330ページ
定価 3,190円(本体 2,900円)
ISBN 4-641-17313-3


心理学 > 認知心理学
個別テーマの解説書

在庫なし

現代社会において,記憶の応用的研究が活発に進められている。日常生活,産業,医療・福祉,教育,犯罪,生涯発達の領域から重要な全24のトピックスを取り上げ,第一線の研究者が新しい研究成果を盛り込んで平易に解説する。記憶研究に関心のある学生に必携。
目次
第1部 日常生活と記憶
 第1章 他者理解は容易に歪む
 第2章 「無意識」に踊らされるあなた
 第3章 メンタルタイムトラベル
 第4章 心の働きが車を動かす
第2部 産業と記憶
 第1章 「モノ」を使うこということと記憶
 第2章 ヒューマンエラーの起こしやすさを測る
 第3章 マスメディア,マルチメディアって何だろう?
 第4章 モノづくりの現場が心理学に期待すること
第3部 医療・福祉と記憶
 第1章 脳の損傷から記憶のメカニズムを探る
 第2章 知識獲得のために最適な学習環境を探る
 第3章 もの忘れは年のせい?
 第4章 高齢者福祉現場における認知心理学の貢献
第4部 教育と記憶
 第1章 教科指導に役立つ記憶のメカニズム
 第2章 理解してから覚えよう
 第3章 外国語としての英語を理解するには
 第4章 自覚できない到達度を描き出す
第5部 犯罪と記憶
 第1章 この人に間違いありません
 第2章 「私がやりました……」「……本当に?」
 第3章 あの人は本当に犯人?
 第4章 記憶研究を応用して犯罪を捜査する
第6部 生涯発達と記憶
 第1章 赤ちゃんのときのことを覚えていますか?
 第2章 子どもの記憶はどのように発達していくのか
 第3章 年をとると記憶は悪くなるのか?
 第4章 過ぎ去りしときを思い出す
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