産業政策と企業統治の経済史 | 有斐閣
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産業政策と企業統治の経済史

産業政策と企業統治の経済史 -- 日本経済発展のミクロ分析

日本経済の高成長の秘密を解く

宮島 英昭 (早稲田大学教授)/著


2004年09月発売
A5判上製カバー付 , 522ページ
定価 7,700円(本体 7,000円)
ISBN 4-641-16157-7


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経営史
日本経済

在庫なし

20世紀前半の日本企業の投資行動を,産業政策・企業ガバナンス,企業金融,法的枠組みとからめて稠密に分析し,併せていわゆる日本型企業システムの形成過程を描く。定性的定量的分析と最新の理論を駆使し,日本経済と日本企業に関する重要論点に鋭く切り込む大作。
目次
序 章 課題と分析枠組
第1部 戦前期日本の工業化と産業政策・企業統治
 第1章 戦間期工業化と産業政策:自由主義から開発主義へ
 第2章 自由貿易下の戦略的保護政策の展開:化学工業のケース
 第3章 カルテル中立的政策の転換:重要産業統制法の成立とその運用
 第4章 戦前期日本企業の統治構造と投資行動
 第5章 戦前日本企業の計量分析:流動性・倒産リスク・設備投資
第2部 戦時・戦後改革期における企業統治構造の転換
 第6章 戦時計画経済の展開と企業の投資行動
 第7章 戦時計画経済下の企業統制の展開
 第8章 戦後改革:所有権の“強制的”再配分と制度のアメリカ化
 第9章 2ケース:日本型企業システムの形成
 終 章 総括と展望
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