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契約法・医事法の関係的展開

契約法・医事法の関係的展開 -- 民法理論研究 第2巻

北海道大学大学院法学研究科叢書 > 北海道大学大学院法学研究科叢書 17

吉田 邦彦 (北海道大学教授)/著


2003年01月発売
A5判上製カバー付 , 428ページ
定価 7,480円(本体 6,800円)
ISBN 4-641-13300-X


債権各論 > 契約 > 委任

在庫なし

契約責任,契約解釈・補充論,無償契約論,医療契約の4つの領域において,法社会学的考察による日米の民法理論研究を行う意欲的な書。前著『民法解釈と揺れ動く所有論』と対をなす労作で,関係的契約理論・関係的医療論から示唆を受けたスケールの大きな議論を展開。
目次
第1部 契約責任論の系譜的考察と理論的考察
 第1章 債権の各種―「帰責事由」論の再検討
 第2章 アメリカ契約法学における損害賠償利益論
第2部 契約の解釈・補充―法経済学的考察の意義と限界
 第3章 契約の解釈・補充と任意規定の意義
 第4章 金融取引における民法典規定の意義―各種契約の横断的再検討
第3部 市場外取引研究序説
 第5章 贈与法学の基礎理論と今日的課題
第4部 医療における「自己決定」論の再考
 第6章 近時のインフォームド・コンセント論への一疑問
 第7章 インフォームド・コンセントを巡る環境の変化と今後の課題
 第8章 自己決定,インフォームド・コンセントと診療情報開示
 第9章 たばこ問題と現代型訴訟(不法行為・医療保障上の課題)―法的推論の類型的考察
 第10章 信仰に基づく輸血拒否と医療
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