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フィデュシャリー[信認]の時代

フィデュシャリー[信認]の時代 -- 信託と契約

信託は契約か

樋口 範雄 (東京大学教授)/著


1999年08月発売
四六判上製カバー付 , 268ページ
定価 3,080円(本体 2,800円)
ISBN 4-641-13215-1


民法一般

在庫なし

信託について歴史的な考察を行うと共に,最近のアメリカの学説や,第3次リステイトメントの作成過程における議論等を詳細に紹介。そして日本の議論に引き寄せ,契約とは異なる「信認」関係を提言。
詳細な議論を紹介しており,分野としては専門的ではあるが,リステイトメントの意義,英米法と大陸法の違い,エクイティとコモン・ロー等,基本的な問題についても適宜詳しく説明する。ていねいでわかりやすい解説を行っており,ゼミや講義のテキストとして,また,信託業務の関係者等にとっても好適の書。
目次
《主な目次》
第1章 信託と信認関係の時代
第2章 身分から契約へ,契約から信認へ
第3章 現代の信託と信託法をとりまく基本的状況
第4章 信託は契約である――ラングバイン説
第5章 信託は契約ではない――フランケル説
第6章 信認関係における守秘義務と情報提供義務
第7章 忠実義務と注意義務
第8章 結 び
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