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行政上の主観法と法関係

行政上の主観法と法関係

新時代の萌芽

山本 隆司 (東京大学助教授)/著


2000年03月発売
A5判上製カバー付 , 576ページ
定価 10,780円(本体 9,800円)
ISBN 4-641-12871-5


行政法

在庫なし

行政主体と私人との間の,主観法すなわち自由・権利・義務,そして法関係の観念の,行政法ドグマティクにおける意義を解明する。行政訴訟法理論の改革を迫り,行政法学に新たな地平を拓く力作。
目次
《主な目次》
序 章
第1章 主観法・法関係の原像
 第1節 等族的秩序・「完成」・分化/第2節 自由・権利・義務の重層的構成と並列化/第3節 民法学説における権利
第2章 公権の構成
 第1節 公権の諸端緒/第2節 手続的権利と実体的権利
第3章 公権と法治国
 第1節 公権論の再出発/第2節 形式的法治国観念と権利の推論方法/第3節 共同体の観念と権利/第4節 実質的法治国観念と権利
第4章 実体法関係の基本形態
 第1節 客観法・公益の分析・分解/第2節 客観法の構築
第5章 実体法関係の応用形態
 第1節 正統化のメタモルフォーゼ/第2節 結果除去請求権・結果除去負担の類型/第3節 ヨーロッパ化とドイツ公権論
第6章 法関係論の展望
 第1節 法関係論の基礎/第2節 法関係論の適用による行政訴訟法理論の改革
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