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金融のリストラクチャリング -- 今後の金融システムのあり方
1992年09月発売
A5判 ,
236ページ
定価 2,200円(本体 2,000円)
ISBN 4-641-06629-9
在庫なし
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金融構造の変化,金利規制撤廃,業務分野規制緩和,決済システムの変化など,金融制度改革の流れを受けて,わが国の銀行行動はどのように変化するのだろうか。こうした課題に応えて,安定的で効率的な金融制度をどのように構築してゆくべきかを明らかにした。
1章では,金融制度の枠組みを規定する金融構造の変遷や特徴について説明し,2章では,金融構造の変化が金融の枠組みに及ぼした影響について金利規制撤廃や業務分野緩和の視点から捉える。3章では,金融制度改革が金融機関経営に及ぼす影響を銀行・証券会社の立場から論じ,90年代における金融業界の展望を示し,4章では,1章から3章までを「金融のリストラクチャリング」の観点から総括し,金融システムを変革する決済システムの変化が中央銀行を含む公的当局にフィードバックするプロセスを論ずる。最終章では,金融証券システムのあるべき姿について基準と要件を示した。
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《主な目次》 第1章 金融構造の変化 第2章 近年における金融制度改革への動き 第3章 金融機関経営の変化 第4章 金融システムのリストラクチャリング
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