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フランスの社交と法 -- 「つきあい」と「いきがい」
「フランス的」なるものの再発見
大村 敦志 (東京大学教授)/著
2002年05月発売
四六判上製カバー付 ,
270ページ
定価 2,530円(本体 2,300円)
ISBN 4-641-04793-6
在庫なし
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大文字の「社会」を形成する小さな「社交」,これを支える「法」を作り出す「政治」そして,人と人の絆を産み出す「つきあい」と「いきがい」。本書は,こうした現代フランス社会の仕組みを鋭く洞察し,「現代」を考えさせる注目の一書である。
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《主な目次》 序 章 フランスって何?――[ワールド・カップ]と[フランス年] 第1章 余暇と法 1 「35時間」までの道程 2 スポーツと法 3 文化活動と法 4 友人関係について 補論 「モード」と「グルメ」 第2章 近隣と法 1 「フランスの不安」 2 「オスマンのパリ」の諸相 3 集合住宅の特色 4 近隣関係の一端 5 小学校について 第3章 結社と法 1 「共和国の哲学」 2 トクヴィルに照らして 3 非営利団体法の特色 4 非営利団体の活動状況 5 自治体について 結 章 「新しい人」はめざめるか?――[時間=空間]の変容と[人間]の再編
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