財産法新判例第2版 | 有斐閣
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財産法新判例

財産法新判例 第2版

椿 寿夫新美 育文執行 秀幸/編著


1997年08月発売
四六判 , 362ページ
定価 2,420円(本体 2,200円)
ISBN 4-641-03876-7


民法一般

在庫なし

昭和45年以降の最高裁判例のなかで,最小限だれもが知っておいてよい財産法に関する公刊の判例(いわゆる民集に登載されたもの)を収録したケース・ブック。メイン判例には解説と参照判例,評釈文献を挙げ,メイン判例の関連判例も入れて学習の便宜をはかっている。
目次
《主な目次》
第1編 民法総則
 虚偽表示ことに民法94条2項の類推適用と表見代理ないし広義の無権代理の判例が最も多く,ついで,法人,公序良俗,取得時効,消滅時効とが並ぶ。
第2編 物権法
 前半(用益物権まで)では,物権変動がやはり多く,即時取得も入れた広義の占有権がそれに続く。後半(担保物権)では抵当権判例が中心となっているほか,非典型担保にあっては譲渡担保が目につく。
第3編 債権総論
 債務不履行関係,弁済関係が最も多く,債権譲渡,詐害行為取消権もほぼ同程度あり,次に相殺関係,さらに,債権者代位権,保証債務が並ぶ。
第4編 債権各論
 前半(契約)では,解除に関する判例が圧倒的に多く,賃貸借,売買,贈与と続く。後半(不法行為)では,一般の不法行為,特殊の不法行為それぞれの成立要件についての判例が目につく。
   (以上,主要判例138件,関連判例162件を収録)
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